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作品を比べてみよう
この作品はNさんが、教室に入った初めの頃(左)と、現在(右)で同じ上の写真のモチーフで描いたものです。
デッサン力と色の塗り方(重なり、グラデーション)が全然違うのがわかります。
帽子と靴の色は全く違いますよね。
見えていた色が最初とは違ったと言うことです。
このように、同じモチーフを改めて描くことで、自分の上達度がよくわかるのではないでしょうか?
ポイント
デッサンもそうですが、初めて絵を習いに来た方は、物の形や色をよく見ていません。
なんとなくイメージで捉えてしまい、形がとれず思い通りに描けなくなります。
そして【デッサン(絵)が描けない、苦手】と思ってしまうのです。
でもデッサンは観察することで上達します。
『見る視点を変えたり、特定の部分だけよく見るなどです』
色の重なり具合は、最初のうちは筆圧が強かったり、弱すぎたりするのですが、
塗っていくうちに『このぐらいで色はよく混ざるんだ!』という感覚が解ってきます。
色がよく重なると(混ざると)自然に濃い色になり、とてもいい色になります。
教室では、デッサンの基礎と色の塗り方から始め、徐々にいろいろなモチーフを描いていきます。
上の絵のように、より立体的で、質感が伝わってくるような絵が描けるようになります。
最後に
物で満足していた時代から、これからは、想像もつかない出会いや価値に意味を見いだすことが大切なのではないでしょうか。
私自身、絵を通してたくさんの人に知り合えました。
36本の色鉛筆でステキな経験と出会いができると思います。 色鉛筆で心地良い暮らしを始めましょう。
最後までありがとうございました。
色鉛筆画の参考記事
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