こんにちは。36色 色鉛筆で描く『ここち工房』Hiroko. です。色鉛筆で心地いい暮らしを広めたくて、ブログを始めました。
今まで私の作品を紹介してきましたが、どんな道具を使っているのか問い合わせがありましたので、皆さんに紹介しようと思います。
あくまでも私の使っているものの紹介で、もっといいものがあるとは思いますが、私はこれでいつも描いています。特殊なものはなく、手軽でリーズナブルです。
また、この9つの道具があれば色鉛筆画が楽しめます。
皆さんの参考になればと思います。
Table of Contents
厳選9つの道具紹介
必要な6つの道具
① ■色鉛筆
⭐️三菱鉛筆 色鉛筆uni 880 36色(中硬質、油性、芯径3.0、軸形状◉)
メーカー説明は、三菱鉛筆の最も普及している定番色鉛筆。幅広い品揃えをしている。私が使用しているのはこの製品です。
日本メーカーで色鉛筆と言えば、トンボと三菱鉛筆だと思います。私はいろいろと試しましたが、普及品なら三菱鉛筆が定番色の色と真の硬さがちょうどよかったので、ずっと気に入って使っています。
特によく使うお気に入り色:せいじいろ・はいいろ・うすべにいろ・うすむらさき
メモ 📎上位製品でユニカラーがある。(中硬質、油性、芯径4.0、軸形状◉)値段が全然違います。高級微粒子顔料を使用。 パリ万博(1878年)に初めて鉛筆を見た創業者が1887年に創業、日本初の鉛筆工業生産に成功。私はどうも老舗が好きなのかなぁ…。
② ■クロッキー帳
⭐️マルマン CROQUIS BOOK Sサイズ 白クロッキー紙
なんと言ってもこの表紙がサイコー! 1970年の発売からのロゴマーク、とってもオシャレ。コンパスと定規のみでデザインされたそうです。
表紙の素材は、当時アメリカで使用されていた炭酸飲料の6本入りボトルケースで、その頑丈さが気に入り表紙に採用されたそうです。上部でありながら丸められるしなやかさもあるなんて、商品開発がいいと50年も続くんですね!
クロッキー帳は、デッサンの時に使用します。100枚あるので失敗したら消しゴムで消さずに、新たな気持ちで次のページを使っています。前よりもっといいデッサンになりますよ。
メモ 📎クロッキーとは速写と言い対象を素早く描画すること。スケッチともいうが、特に短時間で描くことをクロッキーと言うそうです。
③ ■ケント紙
⭐️muse KMKケント#150か#200 中性紙 B5サイズ~
色はナチュラルホワイトでトータルバランスの良いケント紙。消しゴムなどの削りに強い紙です。
私は、主に細密画を描く時に使います。
メモ 📎ミューズも1960年に日本初で水彩紙(ワトソン)を開発した会社。
④ ■定着剤(フィキサチフ)
⭐️ホルベイン 画用液100㎖・300㎖ 0620 スプレー ハンディフィキサチフ
フィキサチフと言われても? よくわからない方が多いと思います。
難しそうな専門用語ですが、仕上がった作品が綺麗なまま保ってくれる便利なグッズなんです。
色鉛筆は細かな顔料を表面に塗りつけているわけですから、長期間経つと、色あせてしまいますよね。その劣化を防ぐために、スプレーして定着させて画面の表面を保護します。
固着力の弱い、パステル、鉛筆、木炭、水彩絵具、チョークなどにも使用します。
主に2種類ありますので、鉛筆用を購入して下さい。
メモ 📎ホルベインも1900年創業の国内最大手の絵具、画材販売製造メーカーです。
⑤ ■鉛筆削り機
⭐️ビュートンジャパン 電動鉛筆削り 電池式 BV-6
コードレスだから持ち運びに便利、場所を選ばない。芯の削り方も調整できます。
10年ほど前はパナソニックを使っていたのですが、製造中止となり、コンパクト電動削り機を探していたところ、ビュートンを見つけました。
私はまだBV-5が動いているのでそのまま使っていますが、今はBV-6になっています。
この電動削り機は結構気に入っています。
メモ 📎ビュートンジャパンて聞いたことないですよね。文具事務用品の商品企画・製造管理をする会社です。
⑥ ■消しゴム
⭐️シード(SEED)色鉛筆・柔らかい鉛筆用 CP-10
色鉛筆はなかなか消しゴムで消えないし、無理に擦ると紙を傷めることになるので、消しゴム選びは重要ですよ。
でも塗った色が真っ白になることはないので、できるだけ消しゴムは使わない様にしましょう。
メモ 📎シードは大阪にある消しゴムメーカー。有名なのはレーダー消しゴムですよね! 1770年イギリスで世界初の消しゴムが発売。シードは世界に先駆け、プラスチック字消しを発売した会社。
あったら便利3つの道具
① ■鉛筆ホルダー
⭐️クツワ RH015BK-450 鉛筆ホルダー(ブラック)
鉛筆の抜き差しが簡単ワンプッシュするだけです。消しゴム付きですが私は使いません。アルミ製で光沢があり質感もいいです。
短くなった色鉛筆を最後まで無駄なく使えます。しっかり固定できるのでぐらつきません。
少し太いですが疲れにくいです。グリップが少し硬いのでソフトゴムが付いていたらもっといいと思います。
色は4色(ピンク、シルバー、ブルー、ブラック)今までピンクを持っていましたが、今回ブラックに変えてみました。
メモ 📎クツワ株式会社 文具、雑貨の企画・開発・製造・販売会社で主に学童文具が多いです。東大阪市にある会社です。
② ■字消し版
⭐️VANCO 字消し板 ES-10 (54ミリ×86ミリ 厚さ0.15ミリ)
色々な形があります。色鉛筆がはみ出た時に使います。
使う時の注意点は、ステンレスの非常に薄い板であるため、間違って手を切ることがあるので要注意です。力まずに軽く持って使いましょう。
メモ 📎テンプレート定規で有名な会社でプラスチック加工、クリエーター道具の企画・デザイン・製造・卸の大阪にある会社です。
③ ■ピンポイント消し
⭐️Tombow MONO zero ピンポイント消し
プロフェッショナルな精密修正で利用できる『ピンポイント消し』です。字消し版を使って利用するとハイライトや金属、ガラスなどの表現に使えます。
ゴムが少し硬いので、力を入れすぎると紙を傷めてしまうので注意が必要。
けっこう重宝するツールです。
メモ 📎言わずと知れた文具メーカー 昔のマークやロゴも2013年の100周年を機にシンプルでオシャレに変わりました。トンボの由来は日本を代表する鉛筆を目指す思いが込められたことと、縁起のいい生き物からとのこと。
まとめ
この9つの道具は、特別なものはなく、すぐに手に入るものです。全て合わせても、7千円ほどで購入できると思います。
色鉛筆画を始めようと思う方や道具に悩んでいる方は、是非参考にしてチャレンジしてみて下さい。
色鉛筆画を楽しんで下さいね。
もっといい道具や便利な道具で手頃なものがありましたら、コメント欄で教えて下さい。
最後に
ブログ初心者で言葉のチョイスが難しく、うまく伝わるか不安ですが…。
この絵を見た人が、描いた時の私の思いと同じことを感じてくれたらうれしいです。人を惹きつけるには、一瞬の印象だと思います。そんな作品を描きたい。
その思いが伝わったときの感覚はたまりません!
絵を描くのは、自分だけの趣味や楽しみもあるけど、知らない人に絵を見てもらい、絵の話しをしたりする楽しみもある。
物で満足していた時代から、これからは、想像もつかない出会いや価値に意味を見いだすことが大切なのではないでしょうか。
私自身、絵を通してたくさんの人に知り合えました。
36本の色鉛筆でステキな経験と出会いができると思います。 色鉛筆で心地良い暮らしを始めましょう。
最後までありがとうございました。