こんにちは、36色 色鉛筆で描く『ここち工房』Hiroko.です。色鉛筆で心地いい暮らしを広めたくて、ブログを始めました。
ポストカードは、コンパクトでどこにでも飾られるフォトフレームとして、何枚あっても重宝します。
部屋のアクセントインテリアに最適。季節や気分に合わせて簡単に差し替えできるステキなカードです。
前回の桃に続き、今回はレモンを紹介します。フルーツ続きになりますが、果物はいろいろな形があるので、デッサン力がなくても大丈夫‼︎ 色を塗ることが重要になります。風水で重宝されるきいろ色🍋。
部屋に飾るのに最適だと思いますよ✨ キッチンに飾るのがおすすめです。
大きな作品は初めての人には大変だし時間もかかります。まずは小さくて、手軽に半日もあれば描けるポストカードから始めてみましょう。
手順にのって説明します。私の作品をトレースして色見本を見ながら塗るようにして下さい。
Table of Contents
ポスカードにレモンを描く
説明資料
・今回使用した色鉛筆のリスト
・トレース用の下絵(下絵をクリックすると画像が大きくなります)
(※注1)塗り方の記事はここをチェック
使用道具はここをチェック
準備するもの
準備するもの ①36色の色鉛筆 ②紙(スケッチブック) ③鉛筆H~3H ④鉛筆削り ⑤消しゴム ⑥トレーシングペーパー (1円玉も用意:転写する際に擦る)
レモンを描く5つのポイント
ポイント ①濃い色から順番に(レモンのぶつぶつを表現) ②レモンが重なり合う影はしっかり塗る ③先端の突起はよく観察 ④レモンを描いてから葉っぱを描く ⑤爽やかに見えればOK
トレースが終わりましたら、”やまぶきいろ”で下塗りをします。果物は単色が多いので、同系色の色の重ね方が重要になります。色の塗り方については、円で塗る方法です。
①濃い色から順番に(レモンのぶつぶつを表現)
下塗りができたら、次は濃い色から塗っていきます。円を描く塗り方の円を大きくしたり、小さくしたりして色に深みをつけ、重ねる回数を変えて濃さを調節して行きます。
(濃い色、明るい色、それぞれ3段階に決めるイメージで)
レモンの皮にはぶつぶつがあります。それを表現するには、まず最初に”やまぶきいろ”や”しゅいろ”を円でクルクルと塗り、”おうどいろ”と”せいじいろ”で点を描き、”きいろ”を上に塗る。
そうすることで、点が面になり、表面のぶつぶつを表現することができます。ぶつぶつがある素材は絶対に最後に点々だけを入れることはやめましょう。
②レモンが重なり合う影はしっかり塗る
重なり合う部分の影をしっかり描くことで、2個のレモンに前後の関係がよくわかる表現ができます。手を抜かずに丁寧に描きましょう。
2個のレモンが重なるところは一番濃くする”ねずみいろ”、”しゅいろ”をたくさん塗りましょう。ぶつぶつの点が消えた場合は、上記①をくりかえして下さいね。
③先端の突起はよく観察
ここは、実物のレモンの形より、綺麗に見えるように大きくしたり、小さくしたり形を整えて全体のバランス見た方がいいでしょう。
突起しているので、光の反射に白抜きも使って下さい。
④レモンを描いてから葉っぱを描く
今回重要なのが、葉っぱの色です。できるだけレモンより暗くなるように。
理由は、レモンより葉っぱが目立ってしまったら、レモンの存在感がなくなってしまうからです。
葉っぱと言えばみどりですが、私は葉っぱを塗る時にあまりみどりを使いません。色をかさねてみどり色に近い色を表現します。
葉っぱで注意することは、葉っぱの性質を知ることです。葉脈と、葉の表裏をよく見ることです。ここの描き方で葉っぱの印象が違いますよ。
単調にならないように、1枚の葉っぱの中にいろんな色を使って下さいね。
塗り始めは濃い色から塗り、”れもんいろ”は一番最後に使って下さい。茎も左右で上記①と同じようにして、丸さと光を表現して下さい。
⑤爽やかに見えればOK
食べ物は実物より少し鮮やかに塗る方が新鮮に見えます。形もいろいろな形があるので、デッサン力がなくても大丈夫です。重要なことは、色が大切です。
(☝🏼私の教室でも、色の勉強はくだものや野菜で行っています。)
ゴツゴツやザラザラ、ツルツルなど触った時の感触が表現できるといいです。
質感が表現できたら、レモンの影を塗ります。レモンの場合、影は少し薄い方がいいでしょう。(”くろ”と”きいろ”はコントラストが強く見えるため)
使用した色鉛筆が全部混ざれば、爽やかな黄色いレモンのできあがり。
酸っぱそうに見えればさらに良いです。チャレンジしてみて下さいね!
まとめ
まとめ ①濃い色から順番に(レモンのぶつぶつを表現) ②レモンが重なり合う影はしっかり塗る ③先端の突起はよく観察 ④レモンを描いてから葉っぱを描く ⑤爽やかに見えればOK
以上、試してみてください。
最後に
ブログ初心者で言葉のチョイスが難しく、うまく伝わるか不安ですが、いかがでしたか?
物で満足していた時代から、これからは、想像もつかない出会いや価値に意味を見いだすことが大切だと思います。
私自身、絵を通してたくさんの人に知り合えました。
36本の色鉛筆でステキな経験と出会いができると思います。 色鉛筆で心地良い暮らしを始めましょう。
最後までありがとうございました。