こんにちは、36色 色鉛筆で描く『ここち工房』Hiroko.です。色鉛筆で心地いい暮らしを広めたくて、ブログを始めました。
今の時代、ペットを飼っている人はとても多いと思います。大切な家族の一員であり、写真はたくさんあると思いますが、絵で描いてみたいと思いませんか? よく子供の似顔絵などを、書いてもらうことありますよね。
実際、私も結婚するまでは犬を飼っていました。あの時に絵で残していたら、と思います。絵ならいつまでも飾ることができて、癒されただろうなぁ。
それに、絵に描くことで、普段気づかなかった表情に出会えるかもしれません。自分で描いたとなるとますます愛情が増してくると思いますよ。
教室でもペットを描く人が多く、イグアナを描いた人もいました。😳
今回は、難易度が高くなり果物より難しいですが、ゆっくりで構わないので丁寧に描いていきましょう。
動物は、毛並みの表現と目や鼻などのバランスが大切になります。
人間もそうですが、顔(目、鼻、口)がある動物はとても難しいです。
顔のバランスも三角形を使った構図の考えでデッサンすると上手く描けます。よく観察しましょう。
メモ 食べ物とは違って、動物のデッサンは難しいので、私の絵の下書きをトレースして、練習してからペットの絵に挑戦するのをお勧めします。まずは色を塗っていきましょう。
Table of Contents
可愛い子犬の柴犬の描き方
説明資料
・トレース用の下絵(下絵をクリックすると画像が大きくなります)
詳しく塗り方の説明をしています。こちらを参照して下さい。
塗り方の記事はここをチェック
使用道具はここをチェック
準備するもの
準備するもの ①36色の色鉛筆 ②紙(スケッチブック) ③鉛筆H~3H ④鉛筆削り ⑤消しゴム ⑥トレーシングペーパー (1円玉も用意:転写する際に擦る)
今回のポイント6つ
ポイント ①毛並みの方向と長さを把握する ②濃いところから塗る ③毛並みが描けたら目や鼻に ④ヒゲは最後 ⑤芝生の描き方に注意 ⑥可愛く見えればOK
①毛並みの方向と長さを把握する
動物は毛並みの方向が大事です。
方向を間違えると立体的に見えません。顔と体の方向の違いもチェツクしておきましょう。
毛の長さも大事です。顔の中心(鼻から目にかけて)の毛はとても短いのですが、外側に向かってだんだん長くなっていきます。(フワフワした感じ)
毛の塗り方はまず、毛の方向を線で書いています。線を書いて立体的になったら、上から楕円で塗っていきます。楕円は大きさを使い分け、小さい楕円は細く、大きい楕円は太くすると毛の流れに変化がでて、フワフワしてくるので何回も繰り返します。
②濃いところから塗る
中心の眉間まわりの濃いところから、茶色が入っている色(こげちゃ、ちゃいろ、あかちゃ、おうどいろ、など)を楕円で毛並みを書いていきます。
※塗らなくて大丈夫、方向を書いて下さい。
書いていくと線が重なり、フワフワした毛並みになっていきます。長さと向きに気を付けながら、”ちゃいろ”の入っている、濃い色から明るい色へ塗りすすめましょう。
手の力を抜いて、軽く塗って下さい。
フワフワしてきたら、最後、全体にたまごいろを大きな円でクルクル描くようにして色を混ぜて下さい。たまご色を重ねすぎると黄色くなりすぎるので注意!
これで、触りたくなるような毛並みの質感の完成です。
③毛並みが描けたら目や鼻に
動物の顔は、難しい💦
目と鼻の大きさや色の違いで、全く別な顔になってしまいます。ここはじっくり観察して特徴を掴みましょう。
チェック 目の間隔が広いか、狭いか 目と鼻を結ぶ三角がどんな長さの三角形か考える
メモ:目に使った色の順番 ①くろ ②こげちゃ ③あいいろ ④えめらるど ⑤れもんいろ
絶対必要 目の白抜き!
目の中に光がないと可愛いキラキラした涙目になりません。✨しっかり白抜きして下さい。
- 白抜きする場所を間違えると目線がおかしくなるので注意。
- 黒目はしっかり濃くすること。(目の周りの毛は、濃くした方が、目は目立ちます。実物が薄くても濃くした方がいい)
- 鼻のあたまより鼻の穴をしっかり濃く書く。
- 鼻の全部を、真っ黒にしてしまうと、目より鼻が目立って、おかしくなります。
- 口は毛に覆われているので今回はサラッと!
④ヒゲは最後
ヒゲは全部かかなくても大丈夫。方向・長さ・太さ、が大切。
同じ向きばかりだと顔の立体感が出なくなるので、バランスを見ながら書きましょう。(口の周りは、下に皮膚が垂れているので、同じようにヒゲの方向も下向きに書く)
ポイント:白いヒゲの場合は、最初から白抜きするのがベストですが、無理な場合は、細く消しゴムで消してもいいでしょう。字消し板を使うと消しやすいですよ。
⑤芝生の書き方に注意
柴犬の影だけでもいいのですが、今回は芝生に寝そべっている感じにして全体の可愛いい雰囲気をUPさせてみました。毛布やタオルケットも可愛いいと思います。
芝生は、”はいみどり”を多めにして、”せいじいろ”と”きみどり”で仕上げました。
私は葉っぱや芝生にみどりはあまり使いません。
描き方は、 |||| ≡≡≡ |||| ≡≡ を繰り返す感じです。
芝生の長さは、好きに調節して下さい。私の絵は短めです。柴犬の影はくろとはいいろを足して同じように |||| ≡≡≡ |||| ≡≡ を繰り返し書いて下さい。
⑥可愛く見えればOK
小さい動物を描くときは可愛く描きます。写真のように三角形を意識して、顔全体をを中心に寄せるといいでしょう。
可愛く見せるテクニックは、
- 耳をたれさせる
- 目線を少し下にするか、上目使い
- 前足(手)の置き位置
まとめ
今回は、コロコロした柴犬の子犬の顔が、とても可愛かったのでアップにしましたが、体の大きな犬の場合は全体を書いてもいいと思います。
その時に注意する点は足です。家で飼っていても意外とみていないと思うので、しっかり観察して下さいね!
最初は、私の絵の下書きをトレースして色を塗って練習してから、自宅のペットにチャレンジしてみて下さい。とても素敵なポストカードになると思いますよ。
まとめ ①毛並みの方向と長さを把握する ②濃いところから塗る ③毛並みが描けたら目や鼻に ④ヒゲは最後 ⑤芝生の描き方に注意 ⑥可愛く見えればOK
以上、試してみてください。
最後に
ブログ初心者で言葉のチョイスが難しく、うまく伝わるか不安ですが、いかがでしたか?
物で満足していた時代から、これからは、想像もつかない出会いや価値に意味を見いだすことが大切度と思います。。
私自身、絵を通してたくさんの人に知り合えました。
36本の色鉛筆でステキな経験と出会いができると思います。 色鉛筆で心地良い暮らしを始めましょう。
最後までありがとうございました。